調剤薬局事務の仕事をしたい!勉強時間や難易度を大公開

こんにちは、恋するセールスマーケターの野崎です。調剤薬局やドラッグストアで受付や会計を行う「調剤薬局事務」の仕事は、全国どこでも働けるだけでなく結婚や出産後も復職しやすいと、女性の方に人気の高まっている仕事です。

今回の記事では調剤薬局事務の仕事をしたいと考えられている方に向けて、調剤薬局事務の仕事内容、必要学習時間などを一挙公開します。

目次

調剤薬局事務の仕事とは?

調剤薬局事務の仕事は、大きく分けて『受付業務』『会計業務』『請求業務』の3種類があります。

受付業務

調剤薬局にいくと保険証をや処方箋を出して問診票を書いた経験もある方も多いと思います。

その受付業務をするのが、調剤薬局事務の仕事です。調剤薬局事務は、薬局の顔なので、お客様に寄り添った接客のスキルも求められます。

また、薬剤師から受け取った薬を渡すため、薬を間違えて渡さないように注意を払う必要があります。

薬は命に関わることなので責任重大です。

それ以外にも、院内の掃除や花の水やりなど患者様が快適にお待ちいただく空間を作ることも大切な業務のうちの1つです。

会計業務

会計業務とは、患者さんの薬にかかる費用を計算して、代金を受け取る作業です。

現金のみの取り扱いが多いため、お釣りの取り扱いに注意が必要です。

最近では計算はパソコンが全て行ってくれるので、調剤薬局事務の会計に関する負担はそこまで大きくありませんが、患者様を待たせないスムーズな対応が求められます。

請求業務

請求業務は別名「レセプト業務」とも呼ばれ、調剤報酬明細書(レセプト)の作成を意味します。

この3つの仕事内容の中で一番難易度が高いお仕事だと言われています。

私たちが病院に行って保険証を出すと支払いが3割で良いのは、残りの7割は健康保険組合などを運営する保険者が負担してくれているからです。

なので、保険者に診療報酬の請求しなければなりません。その請求作業をレセプト業務と呼びます。

このレセプト業務こそが医療機関としての収入を支える仕事になり、欠かせないお仕事になります。

レセプト業務に携わるためには専門的な知識やスキルが必要になるため、医療事務に関する勉強をし資格を取得することが望ましいといえます。

調剤薬局事務の給与は?

調剤薬局事務の給与を雇用別で見ると

正社員   :約300万~400万円

契約社員  :約260万~360万円

パートタイム:時給約1,000~1,700円

パートタイムの時給は、コンビニや小売店と比較しても高いことがわかります。

また、全国の調剤薬局で働けるためライフスタイルの変化が大きい女性にも人気のお仕事となっています。

さらに高齢化社会の影響で医療関連の仕事に携わる人のニーズは増えており、調剤薬局の数も年々増えているので将来性のあるお仕事です。

加えて、調剤薬局事務はレセプトなど事務職の中でも専門的な知識を必要とするため、一度退職しても復帰しやすいというメリットもあります。

調剤薬局事務の仕事につくには資格は必要?

結論から言うと、調剤薬局事務の仕事につくには資格は不要です。

ですが、時給も高いため倍率が高いお仕事です。

そのため「調剤事務管理士(R)」「医療保険調剤報酬事務士」「調剤事務実務士(R)」「調剤報酬請求事務専門士」といった資格を持っている人が重宝されます。

命に関わる薬を扱う仕事なので、資格があった方が働くあなたとしても安心して仕事ができるでしょう。また有資格者は全国の調剤薬局で高い評価を得られるので、仕事を探す際やブランクから復帰するときも有利になります。

ではそれぞれの資格について見ていきましょう。

調剤薬局事務をする際に、あると重宝される4つの資格の内容

調剤事務管理士(R)

調剤事務管理士(R)とは、技能認定振興協会が認定する民間資格で調剤薬局事務が行う受付・会計・請求業務などの事務スキルを証明するものです。

調剤事務管理士(R)の資格を取得することで、保険調剤薬局において窓口業務や会計、保険請求分のレセプト作成等の知識を身につけることができます。

合格率は平均60%です。

医療保険調剤事務士

医療保険調剤事務士の資格を取得することで、薬剤師が処方せんに基づいて調剤をしたとき、費用請求を行うのに必要な「調剤報酬明細書」に関する知識や作成スキルを身につけることができます。

中でも専門性が必要なレセプト作成に関する知識は、請求業務の際に役立ちます。

この資格は、資格取得に必要な講座の中間テストに合格した人が受ける資格のため合格率は90%以上と高めです。

調剤事務実務士(R)

調剤事務実務士(R)の資格を取得することで、薬学の知識・医療保険制度・点数算定・接遇マナーを学ぶことができます。

薬局の顔となる受付業務で身につけたマナーを活かすこともできるでしょう。

合格率は60%程度です。

調剤報酬請求事務専門士

調剤報酬請求事務専門士の資格を取得することで「調剤報酬を算定できること」「調剤報酬の仕組みを説明できること」を証明することができます。

また、年々厳しくなり複雑化する調剤報酬改定に迅速に対応し、的確な算定や説明ができる専門職としても重宝されるので就職にも非常に有利になります。

合格率は1級:20% 。2級:30%〜40%。3級:50%~60%が平均です。

調剤薬局事務の資格取得オススメの講座

独学でも資格は取得可能ですが、初心者の方にとっては難しい容疑やレセプト業務などつまづくところが多々あります。

そこでおすすめするのが講座。体系立てられたカリキュラムで合格へと導きます。

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まとめ

初学者からでも学習ができ、職場が豊富、結婚・出産後も働きやすい調剤薬局医療事務。

命に関わる薬を扱う仕事なので、資格はあるに越したことがありません。

地域の方を笑顔にしたい、薬剤師さんと一緒に働くことでスキルアップしたい、そのような方におすすめの資格です。

あなたの調剤薬局医療事務のお仕事を応援しています。

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この記事を書いた人

野崎 麻里@恋するstudyライター|意識高い系に憧れるアラサー女子。今年の目標はビジネス書を120冊読むこと。|プライベートでは大の酒好き。マイブームは、氷少なめのモヒート。

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