資格や試験に合格できるスケジュールの立て方

「試験に合格して資格を取得したい!」その時に大切になるのが試験スケジュール。

学生時代も「テストの日程が決まっているから頑張ろう!」とカレンダーに赤丸をつけたりしてテスト勉強をした経験がある方も多いと思います。

今回の記事では、資格や試験に合格できるスケジュールの立て方についてご紹介します。

目次

試験合格のために必要な学習時間の計算方法

あなたが受けたい資格や試験には、「これくらい勉強したら合格できますよ!」と学習時間の目安データが掲示されている場合もあります。

もちろんそれらのデータも参考になりますが、主に過去の合格者の平均データを取っている場合が多いため、あなたの実力に見合わない可能性もあります。

そんな時に役に立つのが問題集を使った時間の算出方法です。

1:問題数を把握する

あなたがお手持ちの問題集に掲示されてある問題数を把握してください。分厚い問題集はカウントするのが大変だと思いますが正しいデータを計測するうために欠かせない作業です。

2:問題集の問題を5問解き1問あたりの平均時間を出す

1で使用した問題集をお手元に用意してください。その問題集の問題を実際に解いてみて時間を計ってください。

例えば、5問解いて30分かかった場合は、30÷5で1問あたり6分という計算になります。

その時に、得意な分野だけでなく試験範囲の問題をバランスよく解くと精度が上がるのでおすすめです。

問題を解くのにかかった時間を記録することを忘れないでください

3:答え合わせにかかる時間を計算する

次に先ほど解いた問題の答え合わせをします。ここでも答え合わせにかかる時間を計測するのを忘れないようにしてください。

答えの正誤を調べるだけでなく、間違ったところは教科書を見て詳しい情報を理解する時間も含めます。

4:復習回数を決める

問題を復習する回数を決めます。問題集の難易度にもよりますが2で、この問題は理解に時間がかかるなと思ったら5回に設定すると安心です。

そこまでハードルが高くないものでしたら平均の3回がおすすめです。

5:資格取得に必要な学習時間を計算する

最後に、資格取得に必要な学習時間を計算します。先ほど出していただいた4つの数字を方程式に当てはめるだけで、資格取得に必要な学習時間を算出できます。

「①問題集の問題数」✖️「②1問解くのにかかる時間」+「③答え合わせにかかる時間」✖️「④平均復習回数」=⑤必要な学習時間

(1)✖️(2+3)✖️(4)=5


例えば、
①問題集の問題数→100問
②1問解くのにかかる平均時間→5分
③答え合わせにかかる時間→20分
④平均復習回数→5回

この場合は、
100✖️(5+20)✖️5=12,500分
12,500分÷60=208時間

という計算になります。

仮に1日2時間学習時間を確保できたとしたら、104日
3ヶ月と少し学習時間が必要な計算になります。

必要な時間がわかったことで安心してはいけません。次に必要になるのは、資格や試験に合格するためのスケジュールの立て方になります。

資格や試験に合格するためのスケジュールの立て方

学習に必要な学習時間を算出したところで、その時間をどう取得するのかスケジュールを立てます。

1週間ごとに学習スケジュールを立てる

ここでポイントになるのが、細かく軌道修正できるように1週間単位で学習スケジュールを立てます。

例えば、1週間で15時間と目標を決めた場合、

月→2時間
火→2時間
水→2時間
木→2時間
金→2時間
土→3時間
日→2時間

という感じで時間を割り振ります。

普段お仕事をされている方も多いと思うので、平日は残業や飲みのお誘いでできなかったこともあるでしょう。その時は土日に回すなど1週間で目標時間をクリアできるように調整してください。

ポイントになるのが余裕のあるスケジュールを立てること。詰め込みすぎると疲労が溜まって生産性が落ちたり、体調を壊したりと本末転倒です。

資格や試験の勉強は少なからずストレスがかかるものですから、自分のご褒美の時間を設けるなど、モチベーション高くできるように工夫することが大切です。

1週間終わったら振り返る

1週間終わって、目標の時間をクリアできた。クリアできなかったなど色々な感想が出てくると思います。

特に上手く行かなかった時は、スケジュールに無理があるかもしれません。無理した目標を立てて達成できずに落ち込むよりは、クリアできる学習スケュールを設定して達成感を味わった方が気持ちの面でもプラスになります。

振り返ることで1日の時間の使い方やモチベーションや体調管理など客観的にわかることも多いので、振り返って軌道修正する週間をつけてみてください。

まとめ

今回の記事では「資格や試験に合格できるスケジュールの立て方」についてお伝えして参りました。

自分がどのくらい時間が必要で、どのくらいの時間を確保できるのか。勉強に取り組む前にご自身と向き合ってスケジュールを立てるが合格への近道です。

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この記事を書いた人

野崎 麻里@恋するstudyライター|意識高い系に憧れるアラサー女子。今年の目標はビジネス書を120冊読むこと。|プライベートでは大の酒好き。マイブームは、氷少なめのモヒート。

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