「起業して自分の力で稼ぎたい!」
「会社員の時とは違うライフスタイルを送りたい」
このような理由から近年起業や独立される方は増えています。
特に働き方の多様化や、終身雇用の崩壊など社会情勢の変化によって、このような動きは加速しております。
そこで今回は、起業をするときにおすすめの資格についてご紹介します。
今回ご紹介する資格は、「起業するときに持っておいて損は無い資格」なので、資格を検討されている方必見ですよ
起業時に資格が役立つ理由
1:社会的信用を得られる
あなたが起業する業界業種にもよりますが、起業するときに「資格」があると有利になるケースが多くあります。
その理由として、企業にお勤めの方であれば、これまで会社のネームバリューや信頼で勝負できていました。
しかし、起業するとあなたが商品となりあなたが看板になります。
そこで役に立つのが「資格」。
資格を取得することで社会的信用が増すだけでなく、資格が勝手にあなたの価値を証明してくれます。
初めて取引するクライアントにも安心感を与えることができるでしょう。
2:起業後の会社経営のときに役に立つ
二つ目の理由は、起業後の会社経営に役に立つことです。
起業したあとは基本的にあなた一人です。
事業が軌道に乗るまで、経理や法務などご自身でされる方も多いでしょう。
そこでもしあなたが、法的知識や資金繰り、税制や経理処理などに関する資格を持つことができれば、あなたが会社運営をしていく際に適切な選択をすることができ、一石二鳥にもなります。
法律や税に関する知識は、どの業種で起業してもついてくる問題のため知識があることに越したことはありません。
3:資格を通じて仕事に繋げられる
起業するには資格は不要ですが、ある一定の資格を持っていると、そのままダイレクトに仕事に繋げることができます。
例えば税理士、公認会計士、ITコンサルタント、中小企業診断士、調理師、薬剤師など専門性の高いスキルを持っている方は資格を極めることで独立も可能です。
起業におすすめ!資格3選
ここからは起業するときにおすすめの資格を3つご紹介します。
1:日商簿記検定
日商簿記検定は、簿記検定の中でも最も有名な資格です。
日商簿記を簡単に説明すると、「会社や個人事業のお金のやり取りを記録する方法」です。
起業してビジネスを運営していると、必ずお金のやりとりが発生します。
この時、事業で使ったお金と得たお金の記録を帳簿に記入していきますが、そのための一連のルールを学のが簿記の資格になります。
その業種業界かかわらず、事業で1円でもお金のやりとりが発生すれば自分ごとになる事なので知識があるに越したことはありません。
また、簿記の知識は経営にも役に立ちます。
自分では頑張って経営をしているつもりでも、実際に発生している収益を見てみたら思うように稼げていないということもあり得ます。
そのような時に毎月の帳簿付けによって会社のキャッシュフローをしっかり把握できていれば、早めの軌道修正が可能になるでしょう。
参考までに
・個人事業主・フリーランス→簿記3級
・株式会社・法人→簿記2級
を目指されている方が多いです。
2:ファイナンシャルプランナー
起業して会社を経営するときに、つきまとう問題は資金繰りだけでなく「税金、保険等金銭に関わる問題」もついてきます。
ファイナンシャルプランナーの資格を取得することで、金銭的な面を全般的にフォロするだけでなく、資産運用やリスクマネジメントも行えたり、帳簿や資料も深く理解できたりします。
またご家庭にも役に立つので、プライベートでも長期的にみても役に立つ資格と言えるでしょう。
3:ビジネス実務法務検定
ビジネス実務法務検定とは、ビジネスに役立つ実践的な法律知識を体系的に習得することを目的とした公的資格です。
社会人として必須といえるビジネスに関わる法律知識やコンプライアンス(法令遵守)能力が問われます。
検定は1級〜3級に分かれており、1級に行くほど何度が上がります。
2級レベルを取得すると、弁護士など外部専門家と同等に相談ができるため、法人や株式会社を設立される方は2級レベルの取得がおすすめです。
1級
・業務上必要な法務知識をビジネス全般にわたって習得
・実務的対応能力としてはアッパーレベルに位置する。
・法務知識に基づき、多面的な観点から高度なビジネス判断・対応ができる。
2級
・企業活動の実務経験がある
・知識レベルのアッパーレベルに位置する
・弁護士などの外部専門家に相談するなど一定の対応ができ、質的・量的に法律実務知識を有している
3級
・ビジネスパーソンとして最低限知っているべき法律実務基礎知識が問われるレベル
・ビジネスパーソンとして業務上理解しておくべき基礎的法律知識を習得
・問題点の発見ができる。
まとめ
今回は、どの業界業種にも共通する起業におすすめの資格についてご紹介しました。
資格はなくても起業はできますが、独立すると組織に属していた時とは異なり、全て自分で行わなければなりません。
また法務や税などアウトソースする時も知識があった方がお願いもしやすくなり、話がスムーズになります。
この記事が資格取得の参考になると幸いです。