転職に役立つ資格8選!オフィスワークの方必見!

「転職で有利になるのなら、資格を取っておきたい」

現状のキャリアに不満を持っている方はそのように考えるかもしれません。

しかし、日本には1600を超える資格があると言われており、どの資格をとったら転職に役立つのか迷っている方もいるでしょう。

そこで今回の記事では、転職にフォーカスを当て、業界別仕事に役立つ資格や、スキルアップにつながる資格をご紹介します。

目次

転職前に資格を取る意味

まず最初に転職前に資格を取得する意味について考えてみましょう。

資格とは特定の技能を有していることを証明するものですが、それ以外にも、あなたが努力した証を示したものになります。

転職時に履歴書に書けるだけでなく、ご自身のアピールポイントにも繋がってきます。

また、中途採用の世界では、あなたと同等の実務経験やスキルの人がいたときに、資格を持っている人が有利になるかもしれないと評価が上がり、転職に有利になります。

転職における資格取得の落とし穴

しかしその反面、資格はあるに越したことはありませんが中途採用で最も重要視されるのは実務経験です。

そして、今後の仕事に役立つ資格でなければ就職や転職の際にプラス評価には繋がらないので、資格を取得する前に、取得しようとしている資格が転職に役に立つのかしっかりと見極める必要があります

また、資格を選ぶ時、その仕事の需要と供給のバランスも見ることが非常に重要になってきます。

なぜなら、希少性が高くても需要の少ない資格もあるので、資格を取得しても働き口がないということもあり得るからです。

ですので、需要の見込める業界や職種で希少性の高い資格をセレクトすることが転職を成功させ希望の年収を手に入れる肝になるでしょう。

また、いくらたくさん資格を取得されていても履歴書に転職先の仕事と関係のない資格は書かないようにしましょう。

なぜかというと不要な資格ばかり書いていると、人事からは

「なんでこんなにたくさん資格を持っているのにうちの会社を選んだのか」

「資格はたくさんあるけど、この人は実務能力はどうなの?頭でっかちではないのか」

などマイナスな疑問を持たれる可能性もあり逆効果です。

では次に、業界別の転職に役立つ資格についてご紹介していきます。

今回ご紹介する資格は非常に人気の高い資格となっています。

ですので今市場からもニーズがあり、転職にも有利な資格と捉えていただけます。

IT・WEB業界 転職に役立つ資格

ITパスポート

ITパスポートとは、ITに関する基礎的知識を証明する、経済産業省認定の国家資格です。

パソコンやインターネットを使うのが当たり前の時代の現代において、ITリテラシーを証明する資格になります。

WEBやIT業界はもちろん、パソコンを使う仕事であれば取得しているだけで社内で頼られる存在になり、業務の幅も広がっていくでしょう。

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Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Googleアナリティクス個人認定資格とは、Googleが提供しているデータ解析ツール「Googleアナリティクス」の技能や知識の理解度を証明するための認定資格です。

GAIQの資格を持っていることで、ベンダー目線では取引先のクライアントにGoogleアナリティクスの知識があることを伝えられるというメリットがあります。

さらに、データ解析を専門的に行なっている企業ですと、クライアントに安心感を与えて仕事の受注に結びやすくなる効果も期待できます。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

MOSとは、マイクロソフトが公式に発表している、WordやExcelなどのマイクロソフト・オフィス製品の利用スキルを客観的に証明することのできる資格です。

バージョンはスペシャリストレベル(一般)とエキスパートレベル(上級)がありますが、IT系の会社に転職を考えられているなら、後者のエキスパートレベルを取得されることをおすすめします。

また、国際資格なので世界で通用するのも魅力の一つです。

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経理・人事・事務系

国家資格キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことができる資格です。

平成28年4月より国家資格になりました。

キャリアコンサルタントの導入により、従業員の外部流出の防止やモチベーションや生産性の向上が期待できるなど企業側のメリットも大きいので、転職に有利です

また独立もしやすい資格です。

社会保険労務士

難関国家資格として知られている社会保険労務士(社労士)。

企業の人事や労務担当は、実務経験も同様に重視されます。

今後、社労士として働きたい人はもちろん、人事や労務としてステップアップしていきたい方にはおすすめです。

さらに一度取得したら生涯有効な資格なので、年齢を重ねてからの転職にも強い武器となります。

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日商簿記検定(3級以上)

企業で働く人にとって必須の基礎知識といわれる日商簿記3級。

経理以外でも職種にかかわらずつぶしが効くことから、資格を取得される人が多い人気の資格となっています。

また組織だけでなく、個人経営のお店や自宅で仕事をするフリーランスなどでも、会計処理や確定申告の際に簿記の知識が十分に活かされます。

転職にかかわらず社会人として市場価値を高められる実用的な資格です。

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営業職

ビジネスキャリア検定

ビジネスキャリア検定とは、職務を遂行するうえで必要となる知識の習得や、実務能力の評価を行うことを目的とした試験です。

部下を持った経験のある係長やリーダー職、課長やマネージャー、ディレクター職を目指す方々に人気の資格です。

実際に森永乳業株式会社やKDDI株式会社など大手の会社では社内教育の一環としてビジネスキャリア検定を活用しています。

社内での異動・キャリアアップに役立つ資格です。

リテールマーケティング(販売士)検定

リテールマーケティング(販売士)とは、顧客のニーズを的確に捉えニーズにあった商品を提供する「販売のプロ」であることを示す資格です。

特に製造業・卸売業・サービス業・流通業界など幅広い業界に求められています。

学ぶことでマーケティング政策の立案、人事・労務・財務管理といった知識が身につき転職に有利になります。

まとめ

資格はあるに越したことがありませんが、大切なのはあなたのこれからの人生に役立つかどうか

時間もお金も使うので、資格の需要を考えた上で、あなたにぴったりな資格を取得して、転職やこれからのキャリア形成に役立ててください。

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この記事を書いた人

野崎 麻里@恋するstudyライター|意識高い系に憧れるアラサー女子。今年の目標はビジネス書を120冊読むこと。|プライベートでは大の酒好き。マイブームは、氷少なめのモヒート。

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