就職職動をされたことのある方であれば、一度は書いたことのある履歴書。
「就職活動の時に武器になる資格を手にしたい!」
でも、時間は限られているので早く取得したい。
そんな風に思っている学生さんも少なくないと思います。
そこで今回の記事では、比較的簡単に取得できなおかつ実用的な就職に役立つ選りすぐりの資格を6個と面接でのアピール方法をお伝えします。
就職時に資格があると有利な理由
エントリーシートなど書類選考で通過しやすい
就職活動で役に立つのが資格。
社会人経験がない学生さんがライバルの就活生に勝ち、内定を勝ち取るためには、資格の取得が効果的です。
特に応募倍率が高い人気の大企業では、エントリーシートでふるいにかけられます。
あなたと同じ能力の学生さんがいた場合、資格の有無で内定につながったり、選ばれる要因にもなるくらい、就活生にとって資格は強い武器になります。
資格取得までのプロセスを評価される
日本に1600個以上ある資格は、授業を受ければ取得できるものから、自学だけでは難しくスクールに通って試験を受けてやっと取得できる資格もあります。
資格を取得するには、何かしらの苦労や犠牲にするものもあったと思います。
なぜ、その資格を取得しようと思ったのか、そして、どうやってその資格を取得するのかといったプロセスのエピソードなども面接で聞かれる可能性もあるので準備しましょう。
あなたが志望する会社とリンクしたストーリーだと効果的です。
あくまでも就職に有利だからという回答は避けるようにしてください。
資格があると、即戦力をアピールできる
あなたが志望する会社で求められているスキルである資格を取得していると、即戦力としてみられやすいです。
ただし、資格は持っているだけでは意味がないので、入社後に使用できるようにおさらいをすることをお忘れなく。
資格があるだけで同期とスタートラインが違うので昇進が早くなるケースもあります。
また最近では企業も研修時間を短縮させるために、資格を持っている学生を積極的に採用するケースもあります。
就職時に役立つ資格
日商簿記
社会人でも人気のある日商簿記検定は年間約50万人が受験する人気の資格です。
企業からのニーズは高く、就職に有利な資格を取りたいと考える学生に人気のある実用的で、比較的取りやすい資格です。
なぜなら、簿記の知識は全てのビジネスマンで役に立つからです。
ビジネスは様々な取引でお金のやり取りをし、最終的に利益を生み出すことによって成立しているため、その仕組みを理解できる能力を持っていることで、一歩踏み込んだところまで見ることができます。
そうすることで対局をみれるようになるので、入社後も一目置かれる存在になるでしょう。
特に、経理や財務などバックオフィスの職種で役立つスキルです。
MOS
パソコンスキルを証明するマイクロソフト・オフィス・スペシャリスト資格。
ほとんどの会社でパソコンが使われているため、実用性の高いスキルです。
ワード・エクセル・パワーポイントなど、業務に必要なソフトを使えることを表す資格なので、入社後先輩から頼りにされることもあります。
また、スマートフォンの操作に慣れている世代のあなたであれば、そこまでハードルの高くない取りやすい資格でしょう。
エクセルを使いこなすこなす事で業務の仕組化や、自動化ができるなど新入社員のあなたが活躍できる場が広がる資格です。
ITパスポート試験
ITを利用・活用する全ての人に必要性の高い知識を持っていることを証明出来る資格であるITパスポート。
国家資格でありながらも、就活を有利にするために取得する方も多いです。
特に今脚光が当たっているIT業界に就職したい学生さんにおすすめの資格です。
ITパスポートの勉強をする中で、変化の激しいIT業界の最新トレンドをキャッチアップできるというメリットもあります。
MOS同様、学校でパソコンに慣れ親しんだ方であれば取りやすく、合格に有利な資格ともいえます。
日経TEST
日本経済新聞社が主催する「ビジネスの基礎力」を計る新しい尺度とも言える日経TEST。
平均点以上のスコアを取れば就活でアピールできることから、大学生が取るべきおすすめの資格として注目されています。
日経TESTの勉強をすることで日本経済新聞を読むのが習慣になり自然と時事問題に関する知識が得られます。
また、ビジネスだけでなく国際・社会情勢や法務の知識も蓄積されるので就職後も有利になります。
面接にも効果的で取りやすい資格のため、非常に注目が集まっています。
秘書検定
学びながらビジネスマナーが身につく秘書検定。
男女問わず就活生が取りやすい人気の資格となっています。
特にコミュニケーションスキルを重要視している会社が増えているため、面接も試験に含まれている準1級・1級を取得すると採用担当者からの評価も上がるでしょう。
もちろん面接や履歴書で有利なだけでなく、実際に配属されてからも有利になるでしょう。
正しい敬語を学べるので、言葉遣いに自信がない方にもおすすめの資格です。
TOEIC(R)
学生時代に取得を検討された方も多いTOEIC(R) 。
外資系の会社でなくてもグローバル化がすすむ昨今。
海外のクライアントとやりとりをしたり、英語を使うシチュエーションは多数想定されます。
また、大企業など応募倍率が高い企業では、TOEIC(R)の点数が評価されることもあります。
語学力があることがスタートラインとされていることも多いため取得して損はない資格です。
点数での評価となるため、取りやすいということはありません。
就職で有利になる点数は650点以上と言われています。
就活で資格を効果的にアピールする方法
資格を取得することは、エントリーシートや履歴書で役立つだけでなく、面接でも資格を取得した理由を問われる場合があります。
そこで入社後に資格をどう活かすのか踏み込んだ回答ができると面接効果的と言われています。
例えば、
秘書検定でしたら、「丁寧なコミュニケーションを心がけクライアントに気持ちの良い対応をしたい」。
MOSでしたら、「エクセルの知識を活かして、業務の効率化や自動化のための仕組みを作りたい」など、入社後がイメージできるような回答ができるとポイントが高いでしょう。
まとめ
一生に一度の就職活動。
資格を取得するとこで進路の視野が広がるだけでなく、資格を取得することで社会人になったときに、同期と差をつけることができるでしょう。
また資格取得のプロセスを評価してくれる企業もあるので、あなたがなぜその資格を資格して、今後どう活かしたいかまで一歩踏み込んで言語化することをおすすめします。
就職活動を応援しています。